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石川県の地域材

最終更新 2024年1月5日

最終更新 2024年1月5日

石川県の地域材の特徴

強度が高く効能が多い能登ヒバ、スギの複数品種を生産

能登ヒバは能登半島に広く造林されている針葉樹で、能登地域では「アテ」と呼ばれています。強度があって曲げにも強く、他地域のヒバと同様、殺菌性のあるヒノキチオールが多く含まれるため腐りにくく高い耐水性があります。他の樹種には見られない程シロアリに対する耐性が高く、防虫・消臭効果があります。石川県はスギの生産地でもあり、小松市など南加賀地域で育つ加賀杉は建材として利用され、粘り強く赤みがかった色目の美しさに定評があります。他にクワジマスギやカワイダニスギなどがあります。

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石川県の森林

  • 森林
    森林面積
    28万ha
    森林率
    67%
  • 人工林
    人工林面積
    10万ha
    人工林率
    36%
    人工林蓄積量
    情報がありません
  • 素材生産
    素材生産量
    11万㎥

『令和3年石川県統計書 抜粋(林業)』(2023年4月公表)

石川県の木材概要

森林
森林面積は全国の約1%を占め、森林率は67%であり平地が少なく山間部が多い。人工林率は36%であり、人工林より天然林の方が広く分布している。
樹種
生産される主要樹種はスギ、広葉樹、ブランド材は能登ヒバ
素材生産
樹種別:スギ89%、広葉樹10%、ヒノキ2%、マツ0%、その他の針葉樹0%
用途別:製材45%、合板38%、木質チップ17%

農林水産省『令和4年木材統計調査』(2023年6月公表)

地域材認証制度
  • 石川県材産地及び合法木材証明制
製材工場数
すべての工場数
58
うちJAS認証を取得している工場数
7

林野庁『森林・林業統計2023』(2022年調査時点)
一般社団法人全国木材検査・研究協会『製材等JAS認証工場名簿』(2023年9月25日時点)

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