スギの大径木産地、強度に優れた多様なスギの宝庫
人工林の9割がスギですが、福井県では縄文時代から天然のスギがあり、利用されてきた歴史があります。古くから植林を行っており、各地の特性に応じて最適な品種を造林してきたことで24ものスギの品種があります。県のスギの特徴として、全国平均を大きく上回る曲げ強度、節が少なく、太い年輪とくっきりした木目、天然乾燥によって引き出された木本来の赤みとつやがあります。樹齢80年を超える大径木が多く、横架材や板材に適した木が豊富です。環境や健康に配慮した不燃木材、防腐木材などの開発も活発です。