「とうきょうの木」は多摩地域生まれの良質なスギ・ヒノキ
東京の森林は都の総面積の約4割、うち7割が多摩地域に偏在し、戦後の拡大造林政策により植栽されたスギ・ヒノキが大部分を占めています。多摩地域で生育し、生産・認証された木材を多摩産材(とうきょうの木)としてブランド化し利用拡大を進めています。多摩産材のスギは年輪密度が高く、曲げ強度が全国平均を上回っており、ヒノキは油脂分が多く色つやが良いという特徴があります。東京都では森林認証のCoC認証を取得している事業体が多く、森林や林業、木材利用への関心の高さが伺えます。