CLT建築の
あらゆる課題を解決
設計から施工まで。
CLTコンサルタントによる徹底サポート
Features
CLTとは、Cross Laminated Timberの略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。厚みのある大きな板で、建築の構造材としても利用できるため近年特に注目されている木質材料です。
Assignment
Solution
CLTコンサルとは、CLTの設計や調達におけるCLTに関する悩みに対して最適な方法を提案し、
CLTの利用をサポートする人材です。
主にCLTの木拾いによる概算見積等の積算行為、CLT建築の経験がある設計者や施工者のご紹介、
CLT金物に関するご相談、CLT加工業者の紹介・技術指導の仲介や輸送時のパネル積みに関してなど、
CLTが現場に搬入されるまでの一切のお悩みに対して解決策を提案します。
Support
CLTコンサルタントのサービスの費用は、CLTの発注が確定して以降、発注から加工、調達などの関連行為に対して発生します。
Flow
プロジェクトにCLTを使用したいので、概算見積が欲しいです。
CLTに使用する金物について相談させてください。
今見積をもらっているCLTの金額が高いので、コストカットできそうな部分を教えてほしい。
Tips
木造建築は炭素固定につながるだけでなく、木材利用量を増やすことで炭素固定のできる森林の循環に繋がります。
2050年までにカーボンニュートラルの目標達成に向けた有効な手段として、大手ゼネコンを中心に木造建築の普及が進んでいます。
Q&A
相談内容 | サポート内容 |
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概算見積・設計上の注意点・敷地条件の確認等 | 使用する木材量(㎥)により、概算見積を計算したり、CLTを搬入するための10tトラックや現場で使用する重機(クレーン)が搬入可能かどうか、CLTを保管するスペースがあるか等の確認を行います。 |
使用するCLTの相談 | 厚み、両面化粧材を使用するか、何層何プライのCLTを使用するかなどのご相談が可能です。 |
防耐火・設備・断熱・防水等内装・設備関係の確認 | CLTを内壁・外壁に用いた際に防耐火をどうするか(45分準耐火構造・1時間準耐火構造にして木材現しとして使用等)、外壁に外断熱として使用する際の断熱構成をどうするか、断熱材や吸音材、防耐火の内壁の納まりに関するご相談も可能です。 |
建方に関する相談 | CLTの建方の方法や、壁勝ち、床勝ちのどちらにすると施工性がよくなるのか、施工上の注意点など、CLTの建方に関する質問全般を受け付けています。 |
CLT建築を経験済みの意匠設計者や構造設計者、CLTの建方を行った事のある工務店などのパートナー企業をご紹介します。
相談内容 | サポート内容 |
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意匠設計者のアサイン・技術的質問 | CLTコンサルタントがCLT建築を経験済の意匠設計者とお繋ぎすることで、実現可能なこと、現状では実現不可能なこと、意匠設計で必要な図面の種類と設計の方法、通常の木造設計と異なる留意点など、解決の糸口を探す打ち合わせを行うことができます。 |
構造設計者のアサイン・技術的質問 | CLT建築を経験済みの構造設計者とお繋ぎすることで、構造計算の依頼や構造計算上の留意点、使用する金物の種類や解決の糸口を探す打ち合わせを行うことができます。 |
相談内容 | サポート内容 |
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工務店の紹介・CLTの建方に関する技術的指導の依頼 | 実務を行う施工会社や工務店をご紹介することはできませんが、CLTの建方に特化した大工集団を紹介することが可能です。CLT協会のイベントで他の大工集団に指導を行っている、技術力の高い大工集団による建方指導となります。CLTならではの建方のアドバイスや手順、注意点などを現場で指導可能です。 |
相談内容 | サポート内容 |
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工務店の紹介・CLTパネルの荷積みの順番検討 | CLTパネルは現場でクレーンを使って一度平地に積み下ろし、CLTパネルの品質性能を確認後、クレーンでの建方に進みます。クレーンで効率よく建方を行うためには、10tトラックでの積載の順番が重要になります。ここでは施工手順を踏まえたCLTパネルの積み方の検討を行います。 |
相談内容 | サポート内容 |
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CLTの歩留まりと積算 | 各パネルごとの寸法と繊維方向から、CLTのマザーボードとマザーボードからの歩留まりを検討します。CLT加工業者に対しては、マザーボード単位での発注となるため、歩留まりが悪いと加工したCLTパネルの単価が高くなり、コストが上がる要因にもなります。 歩留まりが確定したのち、材料費、加工費、輸送費を含めたCLTの調達に関わるトータルコストの積算を行います。 |
CLT加工の発注 | CLTをプロジェクトで使用することが決定し実施設計のフェーズまで進んでいるプロジェクトについては、CLTの加工を発注することが可能になります。各パネルに応じた歩留まりと積算を行い、納品時期と加工工場の稼働状態を加味したスケジュールを設定し、発注することが可能です。詳しくはCLTコンサルタントまでお問い合わせください。 |
加工図はCLT加工業者に外注することが可能ですが、外注すると図面に対する「承認行為」が発生し、全体工程の日数が増えてしまいます。
CLTコンサルでは、加工図に関して2種類の方法をご提案します。
相談内容 | サポート内容 |
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加工図面外注の相談 | CLT加工業者を通じて加工図のみ外注を行います。その際外注業者、CLT加工業者と皆さまご自身による3者でのやり取りとなります。 ※外注した場合「承認行為」が必要となり、金物寸法とプレカット図の金物位置等を確認し、各々確認ののち承諾を得てからの発注となるため、加工図が仕上がらない限り発注が遅れ、工期に影響が出る可能性もあります。 |
加工図面自作の相談 | 加工図面は設計者様の方で作成可能です。加工図の作成方法については、CLTコンサルタントとCLT加工業者と皆さまご自身による3者でのやり取りとなります。自作される場合はCLTコンサルにより参考図面を共有します。 ※CLT加工図に必要な内容、各パネルごとのCLTの寸法・接合部位置、金物の開口部、設備配管を通した際の開口部の位置や切り欠き指示、勾配の指示が必要となります。 |