高度な大工・木工技術を継承する歴史ある木材産地
日本アルプスをはじめとする山脈を境に7つの県に囲まれ、県土の8割以上を森林が占める室町時代からの良質な木材産地です。主に飛騨地域と東濃地域で盛んに林業が行われ、東濃檜、長良杉といったブランド材を産出しています。大工・木工技術が高度に発展しており、特に「飛騨の匠」は奈良時代から高い評価を得てきました。飛騨地域は脚物家具の産地でもあり、地域材を活かした家具生産を続けるメーカーが多いです。全国でも稀な「圧密加工」も可能で、無垢材の物性を大きく向上できるなど特徴ある加工が可能です。