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和歌山県の森林と林業

和歌山県の森林

植生
和歌山県|森林の植生
県の森林割合76.4%のうち人工林の割合が高く、現在の森林景観から本来の植生を推定することが非常に困難になっていますが、島しょ部や社寺林等には、一部にかつての植生を残す部分も存在します。里山では、コナラやクヌギ、アラカシやウバメガシといったブナ科樹木を中心とした薪炭林が多く見られます。
歴史
和歌山県|森林の歴史
近代交通機関が導入されるまでは重量のある木材の輸送は河川に頼ってきたため、豊かな紀伊山地の木材は和歌山県の沿岸の河口へまず運ばれました。江戸時代には600kmに及ぶ海岸を大阪と江戸とをむすぶ廻船が頻繁に航行するようになり、この二大市場に物資を容易に輸送できたことから、紀州の海岸は木材業をはじめ多くの産業を発展させる素地となりました。一例として、熊野市木本から積み出されたスギ板20万束分のうち9割近くが江戸へ送られ、残りが日方(海南市)にて漆器製造の材料として利用されました。

森林資源が豊かであると同時に水運を通じて多くの木材を送り出す国という意味から、紀伊国(和歌山県)は「木の国」とも呼ばれてきました。特に和歌山市と新宮市の取扱量が際だって大きく、背景には、和歌山市が吉野材の、新宮市が熊野材の集積地として栄えてきた歴史があります。
特色
和歌山県|森林の特色
紀州材とは、主に和歌山県を中心とする紀伊半島南部(=旧紀州藩領)と、熊野川流域の奈良県南部から出材される材をいいます。吉野林業地の影響も受けながら発展してきたこの地域では、急斜面でありながら他地域に比べて植栽密度の高い植林を行うことで吉野杉と同じように完満通直な材を生産してきました。県内では、紀州材で家を建てる際に補助金を交付する制度なども整備されています。

和歌山県の林業

資源の現状
和歌山県|資源の現状
森林総蓄積は約1.3億㎥と全国の2.3%を占めており、天然林が2,213万㎥(広葉樹約86%)、人工林が1.1億㎥(針葉樹100%)となっています。森林総蓄積のうちの人工林の蓄積量は83%を占めているため、全国と比較して人工林率が高いことがわかります。(全国平均は64%)
人工林の齢級構成は、41年以上(9齢級以上)が約9割を占めており、大径木が多くほとんどの木が伐採期を迎えています。
素材生産
和歌山県|素材生産
全体の素材生産量は19万㎥で蓄積量の0.2%を利用している現状があります。樹種別生産量比較としてはスギが66%、ヒノキが34%となり、用途別生産量では製材用が77%、合板が15%、木質チップが7%となります。
木材流通
和歌山県|木材流通

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木材の利用促進
和歌山県|木材の利用促進
県のHPで紀州材を使用した木製品をまとめたカタログ「わかやま県産材アプローチブック」を公開しており、紀州材の良さを発信しています。

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