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埼玉県の森林と林業

埼玉県の森林

植生
埼玉県|森林の植生
森林が県土面積の約32%を占めており、生産のために開発された農地や植林地のほか、丘陵地や台地のアカマツ・コナラや、沖積低地のハンノキ・ヤナギといった農業や生活に関係の深い二次林が維持されてきましたが、近年では利用価値が薄れたため大幅に減っています。
歴史
埼玉県|森林の歴史
県の南西部にある飯能市・日高市・毛呂山町・越生町の2市2町にまたがる西川林業地では、「江戸の西の方から来る木材」との意味から「西川材」と呼ばれる、材の色艶がよく年輪が緻密で節の少ない良質材が生産されてきました。

川越市・所沢市・狭山市・ふじみ野市・三芳町の5市町にまたがる三富地域では、江戸時代からクヌギやコナラなどの平地林の落ち葉をたい肥として利用する循環型農業が続いてきました。
特色
埼玉県|森林の特色
秩父古生層からなる褐色森林土で、温暖な気候のなか育つ西川材を生産する西川林業の特徴として、「立て木」という施業があります。主伐時に1ha当たり優良な木を5〜10本程度残して100〜200年長期保存することで、まれに発生する大径木の需要や臨時の出費に備えています。
この地の森林の所有形態は森林面積のうち9割が小規模な私有林であり、都市近郊ということもあって会社勤務との兼業林家が大多数を占めています。

埼玉県の林業

資源の現状
埼玉県|資源の現状
森林総蓄積は約3,580万㎥と全国の0.6%を占めており、天然林が1,087万㎥(広葉樹約75%)、人工林が2,497万㎥(針葉樹100%)となっています。森林総蓄積のうちの人工林の蓄積量は70%を占めているため、全国と比較して人工林率が高いことがわかります。(全国平均は64%)
人工林の齢級構成は、41年以上(9齢級以上)が約9割を占めており、大径木が多くほとんどの木が伐採期を迎えています。
素材生産
埼玉県|素材生産
全体の素材生産量は3万㎥で蓄積量の0.1%を利用している現状があります。樹種別生産量比較としてはスギが69%、ヒノキが21%となり、用途別生産量では製材用が100%、合板が0%、木質チップが0%となります。
木材流通
埼玉県|木材流通
川上から川下までの連携を強化して全体の利益を増加させるとともに、流通の多様化を行い安定した木材供給を行うため、2023年から輸入木材に頼らない県産木材供給体制促進事業を行っています。この事業では、安定したサプライチェーン構築のための必要機材購入費の支援などを行っています。
木材の利用促進
埼玉県|木材の利用促進
・「埼玉の木づかいCo2貯蔵量認証制度」を設定しており、県がCo2貯蔵量を認証することで木材利用の意義や森林への関心を高めています。
・県のHPで、県内の木造化・木質化を行った施設のリストを画像付きで公開しており、内装や外観、使用した材料などが紹介されています。
・県が市町村等に対して「埼玉県木造建築技術アドバイザ―制度」を行っており、中大規模建築の木造化・木質化に関するアドバイザーを無料派遣して技術的助言や情報共有を行っています。

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