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沖縄県の森林と林業

沖縄県の森林

植生
沖縄県|森林の植生
沖縄本島の北部、やんばるの森を形成する優占種は広葉樹であるイタジイ(スダジイの沖縄での地方名)であり、大きいものでは木の高さ約20m、幹の直径1mに達する常緑の広葉樹です。山での生業の主要材木として薪炭や建築用材として用いられ、やんばる地域の人々の暮らしも支えてきました。常緑高木としてはアカギ、アダン、常緑針葉高木としてはイヌマキやオオハマボウ、常緑高木の場合はオヒルギやガジュマルなど沖縄特有の樹種が幅広く植生しています。
歴史
沖縄県|森林の歴史
琉球王国の時代は首里城の築城、寺社仏閣や船、焼き物づくりのための薪など人々の生活に密着した木材利用が盛んでした。1600年〜1700年になると首里城の二度の焼失や、人口増加により木材の需要が増加し、やんばるの森の多くが伐採され木材不足が発生し、1737年に森林保護を目的とした杣山(そまやま)制度を制定し、徹底した森林管理を行いました。

第二次大戦終戦後、食糧確保のための開墾により森林は荒廃したといわれていますが、戦後復興のために琉球政府や琉球列島米国民政府が森林の復興を進め、積極的に植林を行い、現在沖縄には森林資源が充実しています。
特色
沖縄県|森林の特色
ガジュマル、フクギなどを抑えて沖縄県の県木に選ばれた琉球松は、防風林や防砂林、防潮林として琉球王朝時代から整備されてきました。木目の美しさを活かした工芸品として利用されたり、盆栽としても人気を集めています。
県内には、久米島町「五枝の松」(国指定天然記念物)、伊平屋村「念頭平松」(県指定天然記念物)という、どちらも推定樹齢300年を超えると推定されるものも存在しています。

沖縄県の林業

資源の現状
沖縄県|資源の現状
森林総蓄積は約1,440万㎥と全国の0.3%を占めており、天然林が1,201万㎥(広葉樹約87%)、人工林が236万㎥(針葉樹70%)となっています。森林総蓄積のうちの人工林の蓄積量は16%を占めているため、全国と比較して天然林が豊富であることがわかります。(全国平均は64%)
人工林の齢級構成は、41年以上(9齢級以上)が約8割を占めており、大径木が多くほとんどの木が伐採期を迎えています。
素材生産
沖縄県|素材生産
沖縄県の素材生産量は0.2万㎥であり、樹種別生産量に関するデータは林野庁資料では公表されていません。
木材流通
沖縄県|木材流通

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木材の利用促進
沖縄県|木材の利用促進
沖縄県木材協会では、1998年から「沖縄ウッディフェア」を開催しており、地域住民に向けて木製品の展示即売を実施することで県産材の認知促進を行っています。

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