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神奈川県の森林と林業

神奈川県の森林

植生
神奈川県|森林の植生
自然林は、丹沢山地の高標高域(標高800m以上)の約4割強を占め、主にブナ、ミズナラ、カエデなどの落葉広葉樹が生育しています。 丹沢山地の中標高域(標高300~800m)以下は、本来はシイ、カシ類などの常緑広葉樹林が生育する環境条件ですが、古くから活発に利用されたため、現状ではコナラなどの二次林やスギやヒノキの人工林が多く分布しています。 人工林の占める割合が多いのは小仏山地と箱根外輪山の中標高域で、いずれも人工林が75%を超え、残りの25%弱は二次林が大部分を占めています。
歴史
神奈川県|森林の歴史
相模原市の津久井地域ではかつて林業が基幹産業として栄えていました。この地域では相模川の水運を生かした流通が発展したため、江戸時代から林業経営が発展。森林造成が進み、県内有数の人工林が形成されました。

明治期にはケヤキの伐採が盛んに行われ、京都・東本願寺再建の際には梁の材料として検討されるなど、津久井産のケヤキが山林資源として有益であることが認知されました。その後大正期に、青根山、特に神ノ川流域で木材の伐採、流送事業が盛んとなりますが、関東大震災による山林の崩壊、戦時中の乱伐などのため山林が荒れたことにより、育林が意識され、現在の水源林保護事業につながっています。
特色
神奈川県|森林の特色
2009年に「かながわ森林塾」を開校し、林業の担い手の確保、育成のために各技能別に応じたコースが開かれています。また水源としての森林の重要性を市民に伝えるために、森林づくりボランティアへの市民の参加や募金・寄付等の活動を行っています。

神奈川県の林業

資源の現状
神奈川県|資源の現状
森林総蓄積は約2,240万㎥と全国の0.4%を占めており、天然林が773万㎥(広葉樹約97%)、人工林が1,447万㎥(針葉樹99%)となっています。森林総蓄積のうちの人工林の蓄積量は65%を占めているため、全国と比較して人工林率が高いことがわかります。(全国平均は64%)
人工林の齢級構成は、41年以上(9齢級以上)が約9割を占めており、大径木が多くほとんどの木が伐採期を迎えています。
素材生産
神奈川県|素材生産
全体の素材生産量は1万㎥で蓄積量の0.03%を利用している現状があります。樹種別生産量比較としてはスギが63%、ヒノキが38%となり、用途別生産量では製材用が100%、合板が0%、木質チップが0%となります。
木材流通
神奈川県|木材流通
神奈川県の木材生産量は、県内での木材消費量に比べ非常に少ない状況にあります。そのため県産木材の製材品は、卸売業者を経由せずに製材工場から工務店に直接販売される割合が多いことが特徴です。また、神奈川県には中小規模の製材工場があるのみで合板工場等がないことから、製材に不向きなB材を県外で合板に加工し、県産木材製品として県内流通を進めています。
木材の利用促進
神奈川県|木材の利用促進
1995年度から森林・木材業関係の民間事業者と連携して「かながわ木づかい運動」に取り組んでいます。県産木材の普及PR活動や、木製小物、家具・建具、建築用製材品・木製品、住宅に至るまでの県産木材の様々な製品開発や利用促進を通じて、県産木材の需要拡大を目指しています。

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