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新潟県の森林と林業

新潟県の森林

植生
新潟県|森林の植生
海岸地帯の低地にヤブツバキ、山地を中心にブナ林、常緑広葉樹林としてはスダジイ群落とイノデータブ群集が分布し、常緑カシ林が内陸の丘陵に広がっています。落葉広葉樹自然林としてはエゾイタヤ、シナノキ、カシワが広がり、海岸から山地帯にはミズナラ林やヤマツツジーアカマツ群集が広がっています。スギの天然林は佐渡島大佐渡山地、県北部の俎倉山のみで、二次林としては低地でコナラ林が、中・高地ではミズナラ林が広がり、高木林としてはシラカンバ林・アカマツ群落があります。
歴史
新潟県|森林の歴史
日本で古くから造林樹種として重宝されてきたヒノキですが、新潟県においては歴史的にスギが主な造林樹種として扱われてきました。これには、新潟県の豪雪が影響しています。ヒノキの場合、雪の重みでできた細かい傷から原因菌が侵入し、傷口から樹脂を流出させる漏脂病の発症により幹の変形などが起こり、そこから木材腐朽菌が侵入することで木材としての利用価値が失われてしまうことから、ヒノキではなくスギの造林が盛んになっています。
特色
新潟県|森林の特色
新築住宅のうち木造住宅の占める割合が8割超と全国でも上位である新潟県のブランド材として、越後杉があります。厳しい気候条件下で生育する越後杉は、吉野など他の有名な林業地で生産される杉に比べて成長速度が2/3ほどと遅く、緻密な年輪が形成されることで、粘り強く丈夫な材に仕上がります。また、新潟では、雪の重みで形成され、本来は加工のしにくさなどから敬遠される「根曲がり」が、建物の「梁」など力学的にみてもふさわしい場所に活用されてきました。

新潟県の林業

資源の現状
新潟県|資源の現状
森林総蓄積は約1.35億㎥と全国の2.4%を占めており、天然林が6,601万㎥(広葉樹約95%)、人工林が6,901万㎥(針葉樹99%)となっています。森林総蓄積のうちの人工林の蓄積量は51%を占めているため、全国と比較して天然林が豊富であることがわかります。(全国平均は64%)
人工林の齢級構成は、41年以上(9齢級以上)が約8割を占めており、大径木が多くほとんどの木が伐採期を迎えています。
素材生産
新潟県|素材生産
全体の素材生産量は16万㎥で蓄積量の0.1%を利用している現状があります。樹種別生産量比較としてはスギが98%、ヒノキが0%となり、用途別生産量では製材用が65%、合板が24%、木質チップが11%となります。
木材流通
新潟県|木材流通

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木材の利用促進
新潟県|木材の利用促進
・新潟県木材組合連合会では木づかい運動として2016年から「木づかいコンペ」を実施し、HP上でこれまでの受賞作品を掲載しています。
・県では「ふるさと新潟木づかい事業」の支援を行っています。対象は以下の通り。
(1)県産材による木造施設の新築・増改築
(2)県産材による施設の内装・外装の木質化
(3)県産材による容易に移動、脱着のできない施設の木製遊具・デッキ、テーブル・ベンチ等の整備

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