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長崎県の森林と林業

長崎県の森林

植生
長崎県|森林の植生
対馬海流の影響を受けて南方の植物相が北上していること、日本列島における夏緑(落葉広葉)樹林域の西限にあたること等が特徴として挙げられます。およそ標高1,000mを境に、これより高い地域にはブナに代表される温帯性の夏緑樹林、低い地域にはシイ、カシなどの照葉樹林が本来の自然植生として分布しています。

植生自然度別面積比率では、古くからの人と自然との関わりを反映し、森林が64%(自然林4.5%、二次林40.9%、植林地18.6%)、農耕地等が26%を占める中、里地里山を特徴づける二次林・二次草原が43%を占めています。
歴史
長崎県|森林の歴史
急峻な地形と4,000kmに及ぶ海岸線を有する長崎県では、山地災害防止と水源涵養など森林にさまざまな効果を期待して管理がなされてきました。昨今では、他県と比べても急峻で厳しい地形に対応する高性能林業機械の導入も進められています。

また、古くから海の玄関口として中国や韓国と交易を行い、ヒノキやスギなどの木材を輸出してきました。現在では、戦後に植栽が進んだ長崎ひのきが海外でも高い評価を受けています。
特色
長崎県|森林の特色
全島の9割を森林が占める離島の対馬では、古くから林業が盛んで、生産量・就業人口ともに県の林業を支える存在です。良質な対馬産ヒノキが産出されており、地理的好条件から韓国への輸出も行われています。

広葉樹天然林でしいたけや薪炭が生産されてきましたが、近年は生産者が減少し手入れができない森林が荒れ、天然記念物ツシマヤマネコをはじめとする生態系にも影響を及ぼすなどの問題を抱えていることから、「対馬もりびと協同組合」が設立され、様々な森づくり活動を行っています。対馬の森に関わる「森人」であり対馬を護る「防人」=「対馬もりびと」を集め育てる教育機関としても機能しています。

長崎県の林業

資源の現状
長崎県|資源の現状
森林総蓄積は約5,320万㎥と全国の1%を占めており、天然林が1,709万㎥(広葉樹約96%)、人工林が3,611万㎥(針葉樹99%)となっています。森林総蓄積のうちの人工林の蓄積量は68%を占めているため、全国と比較して人工林率が高いことがわかります。(全国平均は64%)
人工林の齢級構成は、41年以上(9齢級以上)が約9割を占めており、大径木が多くほとんどの木が伐採期を迎えています。
素材生産
長崎県|素材生産
全体の素材生産量は8万㎥で蓄積量の0.1%を利用している現状があります。樹種別生産量比較としてはスギが43%、ヒノキが42%となり、用途別生産量では製材用が100%、合板が0%、木質チップが0%となります。
木材流通
長崎県|木材流通

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木材の利用促進
長崎県|木材の利用促進
・県産材情報を集約したHP「ながさ木ネット」では、県産木材の証明制度や使用例、事業者などを紹介しています。県産材を使った住宅「ながさ木の家」の標準仕様として「 ながさ木の家スタンダード 」を定めて事例も紹介するなど、県産材を使って家を建てたい人に向けて値段や工務店への不安を解消する仕組みも設けています。

・公共施設や民間建築の非住宅で木造化・木質化を推進するため、要件を満たした建築士を「長崎県木造・木質化アドバイザー」として県が登録しており、市町、民間事業者の人は施主や県の依頼によってアドバイザーの派遣が可能です。木造公共施設の施工事例は県HPに掲載されています。

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