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宮崎県の森林と林業

宮崎県の森林

植生
宮崎県|森林の植生
熊本県から宮崎県にかけて広がる九州山地では、標高の高い高地でブナ、中層でウラジロガシ、コジイなどの常緑広葉樹、河川周辺でモミ、ツガ、サワグルミ、シオジ、ケヤキなどの落葉広葉樹がみられます。
歴史
宮崎県|森林の歴史
県産スギの起源とされる飫肥杉は、江戸時代初期に飫肥藩伊東氏が藩財政の窮乏を救うために植林を始めたもので、約400年の歴史を有しています。江戸時代後期には瀬戸内海や韓国への出荷も開始され、有名な造船用材として活用され、製材業が盛んになりました。
昭和時代には県内の製材業が更に発展し、現在は一般製材品はもとより人工乾燥材、足場板、内外装材、屋根下地材、集成材、防腐土台、杭木等を国内外に出荷する一大産地になっています。
特色
宮崎県|森林の特色
県が誇る飫肥杉は、軽くて柔らかく油分が多い性質から、かつては弁甲材という船の材料として活用されてきました。また、シロアリへの高い耐久性があることもわかっており、木造船の製造がなくなった現在においては、建築用材として飫肥杉が持つ価値や特性が存分に生かされています。

宮崎県の林業

資源の現状
宮崎県|資源の現状
森林総蓄積は約1.9億㎥と全国の3.5%を占めており、天然林が4,358万㎥(広葉樹約93%)、人工林が1.5億㎥(針葉樹96%)となっています。森林総蓄積のうちの人工林の蓄積量は78%を占めているため、全国と比較して人工林率が高いことがわかります。(全国平均は64%)
人工林の齢級構成は、41年以上(9齢級以上)が約7割を占めており、昔から森林の計画的な伐採が進んでいることがわかります。
素材生産
宮崎県|素材生産
全体の素材生産量は203万㎥で蓄積量の1.0%を利用している現状があります。樹種別生産量比較としてはスギが92%、ヒノキが6%となり、用途別生産量では製材用が92%、合板が5%、木質チップが3%となります。
木材流通
宮崎県|木材流通
豊富な素材生産量がありながらも、素材生産及び流通のデータ管理の多くがアナログであった状況の改善のため、クラウドGISやWebアプリ(ArcGIS Onlineなど)による素材の生産及び流通のデジタル化が宮崎県合法木材流通促進協議会によって進められています。流通木材の伐採地点から市場・製材工場までのデータリンクを確立(トレーサビリティの確保)し、合法性確認業務のデジタル化を進める等の取り組みが行われています。
木材の利用促進
宮崎県|木材の利用促進
・宮崎県木材協同組合連合会では「みやざき木づかい県民会議」を設立し、HPで飫肥杉をはじめとした県産木材の情報や、イベントの企画、SNSを通して積極的な情報発信を行っています。
・宮崎森林組合連合会の加工部門では、製材のほかにO&Dウッドを提案しています。
 O&Dウッド:腐朽や蟻害に対する耐久性を向上させた木材であり、野外でも30〜50年以上耐久性を確保できることから、コンクリート・鉄の代替素材とされています。

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