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香川県の森林と林業

香川県の森林

植生
香川県|森林の植生
県面積が小さく、可住地における人口密度が非常に高い香川県では、自然環境に対する人間の影響が大きく、シイ・カシ類が優占する低地の常緑広葉樹林やブナが優占する高地の落葉広葉樹林はほとんど見られません。標高の低い平野部では農耕地が大半で、森林では二次林が多くなっています。ヒノキ、スギの造林地も四国のほかの県と比べて少なくなっています。
歴史
香川県|森林の歴史
温暖小雨な気候に加えて人口集積が進んだ結果、香川県の森林は人々の生活と密接に結びつき使われてきました。江戸時代から戦後しばらくの間まで300年近く続いた燃料供給源としての利用による森林荒廃を受け、戦後の1956年までの7年間は乾燥に強いマツの植林が進みました。

しかし、その後松食い虫の被害が拡大し急速にマツ林が減少した結果、ヒノキの植林が進みました。こうした背景から、全国より10〜15年ほど成熟が遅れたヒノキ林が近年収穫期を迎えています。
特色
香川県|森林の特色
県土面積が小さく気候も乾燥しがちな香川県では、材木生産はあまり盛んには行われず、逆にその気候を生かしたオリーブ栽培が盛んです。県のオリーブ栽培は1908年に始まり、1967年には県の木に指定され、今ではオリーブ出荷量が日本全体の約97%を占めるまでになるなど、県を象徴する木になっています。その間伐材は、家具製作など地元職人による活用の道が見出されています。

香川県の林業

資源の現状
香川県|資源の現状
森林総蓄積は約710万㎥と全国の0.1%を占めており、天然林が325万㎥(広葉樹約65%)、人工林が388万㎥(針葉樹94%)となっています。森林総蓄積のうちの人工林の蓄積量は54%を占めているため、全国と比較して天然林が豊富であることがわかります。(全国平均は64%)
人工林の齢級構成は、41年以上(9齢級以上)が約7割を占めており、昔から森林の計画的な伐採が進んでいることがわかります。
素材生産
香川県|素材生産
全体の素材生産量は2万㎥で蓄積量の0.4%を利用している現状があります。樹種別生産量比較としてはスギが17%、ヒノキが38%となり、用途別生産量では製材用が21%、合板が0%、木質チップが79%となります。
木材流通
香川県|木材流通

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木材の利用促進
香川県|木材の利用促進
・県のHPで「かがわ県産広葉樹と檜の物語<冊子シリーズ>」を製作し、県産木材製品の紹介も行っています。
・県では県産木材の利用促進のため、新築や造改築、改装での木造化、木質化に支援を行っています。
・県産材の付加価値を高めてPRを行うため、県と注文住宅の旺建が官民一体となって「香川ヒノキ」のブランド化と利用促進を行っています。九州大学と共同で香川ヒノキの効能について研究してきた旺建が中心となり、県と共同でこれまであまり焦点が当てられていなかった香川県の林業の発展に向けて動いています。

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