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木材の調達・加工を相談する本プロジェクトでは、全国各地のFSC®︎認証材を使用したオフィス家具を納品しました。当社は設計の提案、材の調達・加工、プロジェクト認証取得のサポートを提供いたしました。
目次
今回、メインに全国各地のFSC®︎認証材を使用したオフィス家具を納品しました。株式会社ANOBAKA様は日本のスタートアップやベンチャーキャピタル業界から環境問題に貢献し、社会的な機運を高めることを目指しています。そこでオフィス移転に合わせてFSC®認証の木材を使ったオフィス家具を制作することとなりました。
今回のプロジェクトでは、FSC®のプロジェクト認証の取得にこだわりました。FSC®認証材で、かつ無垢板となると調達可能な地域は限られてくるため、今回はFSC®認証材としても、林業木材業界でも有名な尾鷲、東濃、南三陸、天竜の材料を選択しました。
今回のプロジェクトでは、木の良さが伝わる無垢のテーブルや小上がりを提案し、大テーブルと造作テーブルの天板、小上がりの部材に日本各地のFSC®認証材を使用しました。
無垢材のテーブルには尾鷲スギ、東濃ヒノキ・スギ、南三陸スギ、天竜スギを使用し、それぞれの木目や美しい赤みを際立たせています。
小上がりには東濃ヒノキ、スギを使用し、木の柔らかく温かい肌触りの良い仕上がりとなりました。
FSC®認証材の尾鷲ヒノキを使用。
FSC®認証材の南三陸杉、東濃スギ、天竜スギを使用。
FSC®認証材の東濃スギ、ヒノキ、合板を使用。
FSC®認証は、適切に管理された森林と、責任もって調達された林産物に対する国際的な認証制度です。この認証は海外ではすでに知られていますが、近年日本でも認知が広がり、取得数が年々増加しています。なかでも注目されているのが、FSC®認証取得者でなくても取得できる「FSC®プロジェクト認証」です。建造物や家屋の一部、ボートなどで認証を取得した事例があるほか、土木工事やイベントのインフラも対象となります。日本国内におけるFSC®プロジェクト認証の取得件数は、2007年以降増加傾向にあり、現在までに68件※の取得事例があります。(※1:2024年5月時点の当社調べ)
ライセンス番号:FSC-C155022
プロモーションライセンス番号:FSC®️N004031
FSC®は株式会社森未来が提供する研修コンサルティングサービスの内容に責任を負いません。
尾鷲ヒノキは三重県尾鷲・紀北地域で生産されるヒノキです。江戸時代からの伝統的な造林・育林手法によって生産され、緻密な年輪で高品質であることが特徴です。「G7伊勢志摩サミット」では首脳会議用の円卓や国際メディアセンターの檜舞台などで利用され、海外からも高い評価を受けています。
天竜スギは、静岡県の天竜地区で生産されるスギです。特徴は年輪の詰まった美しい木目と優しい肌触りです。天竜スギが生産される森林は、奈良県の吉野、三重県の尾鷲と並んで「日本三大人工美林」にたたえられるほど、美しい森林地帯です。
東濃ヒノキ、スギは岐阜県東濃地域で生産され、伊勢神宮の式年遷宮で御神木として使用されることで有名です。特に東濃ヒノキは、年輪幅の細かさや均一性に優れ、ピンク色で艶があり香り高い材質が特徴です。
南三陸スギは宮城県南三陸地域で生産され、目が詰まり強度も高く、薄いピンク色が特徴です。伊達政宗公が建築の際に使用したという故事があり、歴史あるブランド杉として有名です。
プロジェクト詳細
物件名:株式会社ANOBAKA オフィス
所在地:東東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズガーデンプラザB 4F 406
施工:株式会社ウッドパーツ
eTREEでの担当範囲:設計の提案、材の調達・加工、プロジェクト認証取得のサポート
eTREE担当コーディネーター:片岡雅貴
材木詳細:尾鷲ヒノキ、天竜スギ、南三陸スギ、東濃ヒノキ・スギ、ラワン合板
参考:国内VC初!ANOBAKA、環境問題への配慮を目的にFSC®プロジェクト認証を取得。授与式を開催。|PR TIMES
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