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ヴィンテージウッドの魅力、建設現場を支えたスギ古材

杉足場板

【重要】現在サンプル送付サービスを停止しています。現在ご依頼急増につき、商品サンプルの提供を停止しております。

ポイント

・現場で使いこまれた味わいを持つ国産の杉足場板

・産業廃棄物として処分される杉足場板をアップサイクルしたサステナブル商品

・同じ物が存在しない唯一無二の素材

・古材にもかかわらず安定供給が可能

こんな人におすすめ

・ヴィンテージな雰囲気のある空間演出をしたい方

・サステナブルな素材を設計で使用したい方

・古材をローコストで調達したい方

概要

WOODPROの足場板は建設現場で使用され、産業廃棄物として処分されるものをアップサイクルした商品です。古材にもかかわらず安定的な供給が可能で、ローコストで手に入れることができます。内装に取り入れることでヴィンテージな雰囲気を演出できるでしょう。

杉足場板の特徴

・軟らかい素材なので加工がしやすい

・多くの素材や空間に馴染みやすい

・経年変化を楽しめる

WOODPROが扱う足場板はスギで、材質が軟らかく加工がしやすいといった特徴があります。家具や雑貨など、足場板を使った加工品も製作しやすく汎用性に優れた商品です。

また、実際の現場で使用されていた足場板のため、ヴィンテージ感漂う「使い込まれた」表面が味わい深い空間を演出します。多くの素材や空間に馴染みやすく、施工後の経年変化を楽しめるのも足場板の特徴の一つでしょう。シンプルなデザインでありながら木の質感やぬくもりがあふれる商品です。

木材コーディネーターからのコメント

サビの跡や汚れなどがついている板もあり、ヴィンテージ風の加工では表現できないオーセンティックを感じる商品です。

風合い

建設現場で付いたサビや汚れが空間にヴィンテージな印象を与えます。

表面は製材したてのように滑らかではなく、ザラザラとした質感です。

杉足場板の使用事例

フローリング / 5-35Rを使用
棚板 / 5W-35を使用
キッチンカウンター壁面 / 5-14K-Hを使用
フローリング / 5-14K-Hを使用
壁 / 3-15K-Tを使用
扉 / 3-5K-Tを使用

※写真提供:株式会社WOODPRO

eTREEで提供可能なオプション

・塗装

・サンプル提供

プロダクトストーリー

先代の口癖から始まった足場板のリサイクル

「もったいないのぉ、なんとかならんかのぉ…」

先代の口癖だったこの言葉からWOODPROの足場板は始まりました。

現代の建設現場はスチールやアルミなどの金属足場板が主に使用されますが、西日本では神社仏閣などの一部に杉の足場板が使用されています。もともとWOODPROは、建設現場の足場板レンタル事業がメインの会社。建設現場に貸した足場板を回収し、綺麗にしてから次の現場に送るレンタルサービスを行っていました。

当時、会社では役目を終えた杉の足場板を処分していました。つまり、破損や汚れが酷く次の現場での利用が難しい足場板には行き場がなかったのです。現場作業員の命を預かる重要な部材であるがゆえ、ある程度の強度と品質が求められるためです。したがって、少しでも破損する可能性がある板は次の現場には送りません。

先代が口癖にしていた言葉は、この行き場のない足場板をどうにかできないかという意味でした。現社長である中本社長は、処分される足場板の活路について考えた末、本格的にリサイクルに取り組むこととなります。

あえて使い古された雰囲気を生かす

当初は使い古された雰囲気の良さに気づけず、35mmの足場板を25mmまで削ったものに塗装しプランターとして発売していました。ネットショップ「WOODPRO」も開設し、エクステリア商品の材料に足場板を使用していました。そんなある日、地元広島の友人が杉の足場板をあえて削らず、そのままの雰囲気を生かした内装づくりをはじめたのです。それをきっかけに、WOODPROも杉の足場板の使い古された雰囲気をそのまま生かした提案をするようになりました。

すると、2003年頃から口コミで徐々に杉の足場板の認知が広がり始めました。その頃は、杉の足場板を供給できる会社はWOODPROしかなく「役目を果たし、処分されるものをもう一度活かす事業」を真剣に行っていくと決めて、本格的に舵を切ることとなります。

ライバル企業がパートナーに

2000年頃、不要になった杉の足場板は野焼きで処分できたため、処分費用が必要ありませんでした。しかし、2001年頃になると野焼きが禁止され、産業廃棄物として処分費用が課されたことで、足場板業界は頭を抱えることとなります。

そこに目をつけたWOODPRO。今度は同業者からも処分されてしまう杉の足場板を買い取り、業界からも注目を集めます。すると、日本全国のライバル企業が材料供給のパートナーとなり、ほどなくして広島本社に「廃材の森」という場所を作ることとなりました。他にも「廃材をおもしろく利用する会」の運営も行い、全国的に認知を拡大していくことになります。

先代の口癖から着想を得たWOODPROの足場板は、今や「日本の建設現場を支えてきた」という物語のつまったアップサイクル商品になりました。

木材コーディネーターからのコメント

eTREEではスギ以外の古材、例えばカナダやアメリカの古い木造建築物から解体されたアンティーク材もお取り扱いしております。興味のある方はぜひお問い合わせください。

商品バリエーション

参考設計価格(2023年5月時点)

その他の商品バリエーションについては商品カタログを参照ください。

商品名仕上げ・加工サイズ(mm)入数セット価格
5-14K-H基本仕上げ・本実加工14×180×190010枚入/セット(3.42㎡)29,700円
5-15K基本仕上げ(1面磨き)15×200/210×190010枚入/セット(3.8㎡)24,970円
5-15Rラフ仕上げ15×200/210×190010枚入/セット(3.8㎡)20,790円
5-35K基本仕上げ(2面磨き)35×200/210×19005枚入/セット(1.9㎡)15,290円
5-35Rラフ仕上げ35×200/210×19005枚入/セット(1.9㎡)13,200円
5W-35ラフ仕上げ35×200〜210×19005枚入/セット(1.9㎡)10,670円

商品情報

スペック

サイズ
厚さ:14~35mm
幅:180~210mm
長さ:1900mm
※各種サイズを取り揃えております。詳しく知りたい方は商品カタログをご覧ください。
参考価格
¥7,920〜
発注単位
セット単位
対応樹種
スギ
基本仕上げ
無塗装
加工オプション
・塗装
・サンプル提供
取り扱いについて

・キズがつきやすい商品なので、素足でのご利用はお控えください。
・寸法安定性が低いため、反ったり割れたりする場合がございます。

サンプルについて

【重要】現在サンプル送付サービスを停止しています。現在ご依頼急増につき、商品サンプルの提供を停止しております。

無料サンプル

Text by eTREE編集室

公開 2023.06.16

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