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2023.1.23
「羽目板とはどのような木材の事?」
「羽目板はどのようなところに使用するの?」
上記のような疑問をお持ちではありませんか?
ナチュラルで味わい深い雰囲気が魅力の「羽目板」は、建材として取り入れることで、家自体のイメージを変化させてくれます。
本記事では、
を解説します。
羽目板について知りたい人、羽目板を検討している人はぜひ本記事を参考にしてください。
目次
羽目板とは、壁や天井などに連続して張る板の事で「はめいた」と読みます。古くから日本の建築でも利用されており、日本家屋との親和性が高いのが特徴です。
元々、木は吸湿・放湿性に優れ、周りの湿度が一定になるように調整する機能があります。無垢材を内装に使用すると、ビニルクロスと比較して湿度が上昇しにくいとされ、快適に生活できるかもしれません。
羽目板とフローリングは非常に似たものですが、用途や目的が違うことや要求される強度が違います。フローリングは、建築物の床材として利用される板のことです。
一方、羽目板は床材で使われることもありますが、加工がしやすいように柔らかく軽い素材を薄くカットしたもので、主に壁や天井を装飾する目的で使用される建材です。
そのため、羽目板には、フローリングほどの強度が要求されないのが大きな違いといえるでしょう。
羽目板を住宅内装に使用するメリットは、以下の2つです。
見た目にも味わいのある羽目板の機能性についても紹介します。
木材にはもともと、周囲の水分を吸収・放出する「調湿機能」があります。無垢の羽目板にも同様の効果があり、建物の内装に多く使用することで、部屋の湿度を調整してくれます。
室内の湿度が調整されることで得られるメリットは以下のとおりです。
湿度を調整して、快適な生活を送ることができるでしょう。
無垢の羽目板は、木目が美しくナチュラルな雰囲気を楽しめます。壁全体に取り入れるのも木の美しさが感じられ素敵ですが、注目させたい部分にポイントで使用することで空間のアクセントになります。
また、土や植物などの天然素材を原料とする「塗り壁」と合わせることで、より自然な雰囲気を醸し出せるでしょう。さらに木材には「フィトンチッド」と呼ばれる成分が含まれており、害虫を寄せ付けなかったり気を静めたりする効果があります。
参考:農林水産省
羽目板を住宅に使うデメリットは以下の2つです。
羽目板を住宅に使うことでデメリットになることもあります。
悪い面も知った上で使用しましょう。
羽目板は木材が使用されている以上、火気に弱い点はデメリットと言えるでしょう。火災に対して未対策の場合は、万が一に備えて、防炎、防火塗装などの対策が必要です。
その点、森未来では内装制限で求められる、難燃・準不燃・不燃にも対応した木材も取り扱っているので、気になる方は、ぜひ、お問い合わせください。
こちら▷eTREE
また、不燃材料についての解説や自社でオンライン説明会も実施しましたので、ぜひ、ご参考下さい。
特集▷【開催決定!!】公共施設・商業施設・店舗内装に関わる方必見!!不燃パネル オンライン説明会
現在、日本で普及している外壁「窯業サイディング」のメンテナンス頻度は7〜10年に一度と言われています。先述した通り、羽目板のメンテナンス頻度は3〜5年に一度といわれており、最大で2倍のメンテナンス頻度です。
外壁はメンテナンスを怠るとすぐに傷んでしまいます。そのため、羽目板の見た目や機能性を保つためには定期的なメンテナンスが必須であることを覚えておきましょう。
参考:日本の気候に適した「羽目板の外壁」の特徴やメリット・デメリット|ドモシカハウス
羽目板を使用する場所として主に以下の3箇所が挙げられます。
同じ羽目板でも使用する場所によっては注意が必要なため、用途によってのメリットとデメリットを紹介します。
天井を羽目板張りにすることで木目の美しさが際立つようになります。木目でシックな落ち着きのある空間や屋根の勾配をそのまま活かして天井を板張りすることで開放感のあるリビングや部屋が作れます。
特に無垢材の場合、木材特有の香りにリラックス効果もあるため、リビングやダイニングに最適です。
しかし、ガスコンロや巻ストーブなど火気を使用する場所では不燃材の利用が必要になるため、未処理の無垢材だと難しく防火に適合するような工夫を施さなければなりません。
羽目板は、ナチュラルな雰囲気を楽しめる素材です。また、あえて表情のある節のついた無垢材を使用することで、空間のアクセントにつながります。
加えて、内壁の多くを羽目板にすることで、「フィトンチッド」と呼ばれる成分も多く揮発し、リラックス効果も得られるかもしれません。
木を丸太にすると、中心に近い「心材」と外側の「辺材」の2種類に分けられます。心材には、腐敗抑制成分が含まれており、より中心に近い部分から切り出したものほど腐りにくい木材といえます。しかし、腐りにくいといっても木材であることに変わりはありません。
木材は水分によって膨張と収縮を繰り返すため、雨によって外壁に貼ってある塗料や板が剥がれたり割れたりするでしょう。。
そのため、長く使っていくためにもためにも定期的なメンテナンスが重要です。
羽目板は主に以下の場所で購入できます。
比較的どちらも手軽で購入コストは多くありません。
それぞれのメリットを紹介します。
羽目板は比較的一般に流通しているため、多くのホームセンターで購入可能です。不足した時もすぐに手に入れられるのは大きなメリットといえます。木材について詳しい知識がない場合でも、店員に聞くことで使う場所に最適な材質や大きさの羽目板を紹介してくれるでしょう。
しかし、ホームセンターで簡単に手に入れられますが、あまりに大きいものは運搬が大変です。人手や運搬方法に不安が無い方には最適な購入先です。
人手や運搬方法に不安があり、ホームセンターでの購入に気が引けるという方は通販がおすすめです。インターネットで注文すれば、家や作業現場まで運搬してくれるため、誰でも簡単に購入可能です。
大きさや木の素材など多種多様な商品を販売しているため、製作に最適な木材が手に入ります。ただし、送料が必要な店も多く、ホームセンターよりも高くなる可能性もあります。家からホームセンターが遠い場合や運搬する車がない場合などにきちんと値段を確認してから購入しましょう。
羽目板は、空間にアクセントをつけてくれるだけでなく、きれいな木目で空間に自然の温かみを与えてくれる材料です。また、一般的に流通しているためホームセンターなどで購入できるのも嬉しいですね。
森未来は木材情報を集約したプラットフォーム「eTREE」を展開しています。 その中でも、全国の木材事業者・木材加工業者とのネットワークを生かしたプロの木材コーディネーターがあらゆる木材の調達・加工をお手伝いします。 木材の調達・加工にお困りであればぜひご相談ください。
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