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2022.12.22
「ウッドデッキを作りたいけど、どんなデッキ材を選んだらいいの?」と悩んでいませんか。
デッキ材を選ぶ際は、各デッキ材における特徴を理解することが大切です。その上で、耐久性や加工のしやすさ、デザイン性など自身が重視するポイントを満たせるようなデッキ材を選びましょう。
この記事ではデッキ材選びのポイントや、デッキ材ごとの特徴、おすすめのデッキ材を紹介しています。記事を参考に、納得のいくデッキ材を選びましょう。
目次
デッキ材選びは、ウッドデッキを作る上で重要な工程です。デザインや耐久性、加工しやすさなどから自分に適したデッキ材を選べば、納得のいくウッドデッキが作れるでしょう。
そのためにはデッキ材の種類におけるメリットやデメリットを理解することが、デッキ材を選ぶ上で大切なポイントです。
デッキ材に使用される木材は、主に以下の2つに分かれます。
それぞれ特徴を解説していきます。
天然木は、樹木から切り出した木材です。天然木には針葉樹と広葉樹の2種類があり、それぞれの特性は以下の通りです。
天然木の定義や種類を知っていただいたところで、次に天然木をデッキ材に使用するメリットを紹介していきます。
天然木をデッキ材に使用する一番のメリットは、木の温かな風合いを楽しめる点です。人工ではなく天然の木だからこそ、穏やかで自然なウッドデッキが作れるでしょう。
木目や節などが全て異なり、一つとして同じデザインがないのも魅力の一つでしょう。また、時を経ると木の風合いも変化し、その移り変わりを楽しめるのも天然木を利用するメリットです。
自分好みに加工しやすい点も、デッキ材に天然木を利用する大きなメリットです。天然木であれば形状や寸法などが限定されず、自分が思い浮かべた理想のウッドデッキが作れるでしょう。作りたいウッドデッキの形を具体的にイメージしている人ももちろんですが、DIYの経験が豊富な人から初心者まで扱いやすい点もメリットです。
天然木をデッキ材に使用するメリットを知っていただいたところで、次にデメリットを紹介していきます。
天然木をデッキ材に使用するデメリットは、防腐処理しなければ木材を長持ちさせるのが難しい点です。天然木が雨風にさらされると、樹種によっては腐食が進行する恐れがあります。さらに、シロアリの被害を受ける可能性もあります。
それらを防ぎ長期間使用するためには、薬剤含浸された天然木を使用するか防腐剤が含まれた木材保護塗料を塗装するのがおすすめです。
天然木をデッキ材に使用すると、定期的なメンテナンスが必要になるため、人によっては負担を感じるかもしれません。定期的に確認したり必要に応じて木材保護塗料を再塗装したりして木材を良好な状態に保つ必要があるのです。
加えて、メンテナンスのためには木材保護塗料などを購入しなければならず費用もかかります。そのため、あらかじめ耐久性の高い樹種を使用するなどして、ランニングコストを抑えることも重要です。
人工木とは樹脂のみ、あるいは木の粉とのハイブリッドで人工的に作られた建材です。天然木に似せて作られているので、一瞬見ただけでは天然木と見間違えてしまうこともあるかもしれません。
また、ウッドデッキを作るためのキットも売られています。ウッドデッキを自身で設計する必要もなく、さまざまなサイズや価格、デザインからキットを選ぶことが可能です。
それでは、人工木をデッキ材に使用するメリットはどのような点が挙げられるでしょうか。デッキ材選びの参考になるように紹介していきます。
人工木をデッキ材に使用するメリットはメンテナンスが簡単である点です。
ウッドデッキは、屋外での使用が前提なので雨にあたることも多く、天然木は腐食が進行しやすいです。そのため天然木には防腐処理が必要であるケースが多いです。。
一方、人工木であれば腐食が進行する可能性は低いでしょう。防腐処理などの手間がかかるメンテナンスが必要ないため、メンテナンスが容易なのは大きな利点です。
耐久性が優れている点も、人工木をデッキ材に利用するメリットです。
先述したように樹脂は腐食が進行しにくく、シロアリの被害を受けることもありません。天然木は、経年劣化すると木が曲がってきたりささくれができたりしますが、人工木にはその心配がないです。日光に長時間あたっていても、色あせることがほとんどありません。
人工木をデッキ材に使用するメリットは耐久性が高く、メンテナンスが簡単であることがわかりました。それでは、樹脂をデッキ材に使用するデメリットとしてどのような点が挙げられるでしょうか。
人工木をデッキ材に使用するデメリットは、木の風合いを感じにくい点。人工的に作られた建材であるため、どうしても天然木のような温かな木の風合いを感じられず、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
人工木は、日光に当たると熱を持ちやすいのも欠点です。特に夏場は、直射日光によって触れないほどの熱を帯びることがあります。
夏場にウッドデッキの利用を想定している場合、ウッドデッキが熱を溜め込みすぎて結局利用できないかもしれません。いつ、どんな風にウッドデッキを使用するか考えて、デッキ材を選ぶのが重要です。
天然木でウッドデッキ作りをする際は、どのような樹種を選んだらいいのでしょうか。デッキ材におすすめな天然木の種類を紹介していきます。樹種を選ぶ際のポイントは、経年劣化を抑えられるような「耐久性の高さ」です。
デッキ材に一押しの天然木は「ウエスタンレッドシダー」です。日本国内では「米杉」と呼ばれています。ウエスタンレッドシダーは加工しやすく、ウッドデッキ完成後もゆがみや反りが少ないのがメリットです。耐久性も高く防虫効果も高いため、デッキ材にはうってつけな天然木です。
高級感があり、上質なウッドデッキを作るのにぴったりな天然木は「ウリン」です。ウリンを使用する利点は、なんといっても耐久性・耐水性がともに高い点で、屋外利用にピッタリです。一方、加工がしにくいデメリットがあるため、DIY初心者は利用を避けたほうが無難です。
「イペ」は、木目が美しく、高級感も感じられる広葉樹です。防腐・防虫効果がある「ラパール」という成分が含まれており、シロアリにも強いのは大きな利点。イペを使用すれば、メンテナンスの手間も減らせます。
デッキ材には、大きく分けて天然木と人工木(樹脂)の2種類があります。天然木は木の温かな雰囲気を感じられるのがメリットで、人工木はメンテナンスが簡単なのが利点です。
自分が重視するポイントを満たせるようなデッキ材を使用して、納得のいくウッドデッキを作ってみてはいかがでしょうか。
森未来では様々なウッドデッキを扱っております。耐久性に優れた樹種から塗装まで幅広いご提案が可能です。
気になる方は、ぜひ、お問い合わせください。
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