商品紹介

2022.8.16

天然林だけではない!!〇高〇国(マルコウマルコク)木曽ヒノキ

eTREE編集室

・木材を使いたいけどなかなかリサーチする時間がない
・インプットしたいけど、まとまった商材情報がない/欲しい

などなど

設計・デザイン業務の傍ら、素材のリサーチや情報収集、サンプル集めなどに時間が取れない方もいらっしゃるかと思います。
そんな皆様にeTREEに掲載しているユニークな商品情報をお届けいたします。

以前、「ヒノキカウンター材について」の中でもご紹介しましたが、改めて「木曽ヒノキ」についてご紹介させていただきます。お得な情報も掲載しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

木曽ヒノキとは

ヒノキは香りが良く、スギと並んで古くから建築材料として使われ、特に寺社仏閣などでは重宝されています。木曽ヒノキは法隆寺や五重の塔、伊勢神宮など名だたる寺社仏閣に使用されてきました。木曽ヒノキが分布するのは、長野県の南西部の木曽地域と裏木曽と呼ばれる飛騨や東農地域も含めた地域です。この木曽谷を中心とした地域のヒノキ林のうち、特に天然林のことを木曽ヒノキと呼び、日本三大天然林のひとつにも数えられています。
また江戸時代には尾張藩の厳しい保護政策による管理がなされ、その保護政策で伐採禁止となったサワラ、アスナロ、ネズコ、コウヤマキとを合わせた「木曽五木」としても有名です。
戦火や大量伐採などを経て約300年生以上の天然更新された木曽ヒノキが天然林として残っており、現在でも国有林として厳正な管理が行われています。

天然木曽ヒノキには伐採量の規制があり、流通量の少さと材の良さも相まって高値で取引されています。一方、同じ環境で成長している人工林ヒノキを木曽ヒノキとしてブランド化し、その販売に力を入れているという動きもあります。

木曽ヒノキ商品の紹介

eTREEで掲載している木曽ヒノキ商品には〇高〇国(マルコウマルコク)の木曽ヒノキ材を加工したフローリングやパネリングなどがあります。

「〇高」とは林齢が80年生以上の高齢級の人工林ヒノキのこと

「〇国とは国有林野から計画伐採されたヒノキのこと

です。〇高〇国の木曽ヒノキは、天然木曽ヒノキの代替材とまでは完全には言えないものの天然林と同じく木曽の厳しい環境でゆっくり成長しているため、色・ツヤ・香り・木目が良質と言われています。

無節、上小節(節が小さく、少ない)、一等と節の種類もあるので、落ち着いた内装空間やより木材を印象づけるような空間を演出できます。無塗装仕上げの以外にも自然由来の蜜蝋を使用した塗装も可能です。
また製造メーカー様こだわりの乾燥方法によって、床暖房に対応した商品では均一な含水率(5~8 %)を保つことで反りや割れなどの変形を極めて抑制することに成功した商品となっています。通常のフローリングは15mm厚が多いですが、12mm厚も可能で薄いことにより熱の伝わりも良くなります。某大手ガス会社の床暖房の試験の基準にも合格しています。
※床暖房のシステムによって対応できる商品が変わりますので、ご注意ください。

お得な商品情報

青果や食料品で規格外(形がおかしい、割れているなど)のものを見たことがあると思います。木材も同様に規格外商品があり、今回お届けするお得情報はそんな木曽ヒノキフローリングの規格外商品です。
通常商品と同じ〇高〇国の木曽ヒノキですが、例えば約1メートルに1〜2個ある小さい穴や虫害の痕などの目に見える欠点や、裏側の欠けなどができてしまう場合があります。木材という生物由来の材料のため、少なからずこのような材が出てきてしまいます。

しかし、施工してしまえばわからないものもあるので、そのまま使うことも可能です。また、欠点が気になる方はその部分だけカットして使うことも一つの手です。

規格外品のスペックと価格は以下の通りです。〇高〇国の木曽ヒノキを余すところなく、使っていただければと思います。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます!!

おさらいすると
・天然木曽ヒノキは大切に受け継がれた天然林で、材は希少で高価
・人工林の木曽ヒノキでも木曽の厳しい環境で育ったので木目、色、ツヤが良い
・「〇高〇国」は、林齢80年生以上(〇高)で、国有林野からの伐採木(〇国)の意味

と、木曽ヒノキのポイントがつかめたと思います。

当社では木曽ヒノキのトータルコーディネートも可能です。
お得な情報も併せて、木質内装・木曽ヒノキにチャレンジしてみませんか?

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